Webに掲載されている所在地とマンション名を手掛かりに登記簿謄本と各階平面図を取得しに行った話

最初の段階での手がかり

セカンドハウスとして借りているワンルームマンションの家賃に関して、次の更新で今の家賃から21%値上げするとの通知が来たのをきっかけに、別の物件への借り換えを検討し始めました。
Webで引っ越し先候補の賃貸物件を検索しているときになんとなく売買のページも見に行って、今のマンションで売りに出ている部屋はないかと検索したところ、すぐ隣のマンションの一室が売りに出ていました。
この値段ならいっそ購入した方が安上がりなのではと考えて、この売りに出ている物件の情報を集めることにしました。

壁芯14.14㎡は今借りている所とどれくらい違うのか知りたい

今借りている部屋は借りた当時のチラシには16.11㎡と書かれていました。今借りているマンションと隣のマンションはほとんどの部屋が同じような間取りで、そんなに差が出るとは思えません。そこでマンションのデータベース的なサイトでいろいろと調べてみましたが、いまいち求めている情報は手に入りませんでした。

登記簿謄本で確認するかな

Webで調べるのに限界を感じたので、法務局も近所にあることだし登記簿謄本で確認することにしました。今回は面積が知りたいので、法務局で申請するのは各階平面図という書類です。

申請に必要な情報

各階平面図や謄本の申請に必要なのは「地番」と「家屋番号」です。
参考サイト

地番と家屋番号を調べる

丁目までの住所とマンション名・部屋番号がわかっていれば、地番と家屋番号は以下のサイトで調べることができます(要登録)。有料とありますが、調べるだけなら無料でできます。

手順としては、
①一時利用の「利用申込」をしてID番号の取得とパスワードの設定をする。
②右上のログインボタンからサイトにログインする。
 ※上の画像ではスクショの際にログインボタンが
  切れてしまいましたが右上の方にあります。
③ログイン後の画面で上部メニューの「不動産請求」を選択する。

④地番検索サービスをクリックする。

⑤地番検索サービスのサイトが表示されるので「同意して利用する」をクリックする。
⑥次の画面で住所検索をすると地図上に物件の地番が表示される。

地番がわかったら家屋番号を調べる

①土地からの建物検索指定 をクリックする

②「土地からの建物検索」ボタンをクリックする

③「土地の所在」と「地番」を入力して「建物検索」ボタンをクリックする。

④家屋番号が表示される

法務局へ行く

物件の地番と家屋番号がわかったら法務局へ行きます。
法務局についたら「不動産登記」の窓口(東京法務局なら4階)に行って申請書に記入して窓口に提出します。
今回は他県に所在する物件の書類の請求でしたが、電子データ化されているものであれば他県の物件の書類でも取得できます。
申請に使用する書類は以下の通りです。 

謄本

・登記事項証明書 登記簿謄本・抄本 交付申請書

各階平面図

・地図/地積測量図等 の 証明書/閲覧申請書

各階平面図で登記上の面積を比較

今借りている部屋と購入を考えている部屋の各々の各階平面図を入手して比較した結果、、、以下の通りでした。
・今借りている部屋:壁芯14.08㎡
・購入を検討している部屋:壁芯14.14㎡

今借りてる部屋はチラシには16.11㎡と書かれていましたが、登記簿上の壁芯面積では14.08㎡でした。これは、中古の賃貸物件の場合、専有面積として壁芯の面積とは異なる数字が記載されることがあるためです。なので、その点に関しては特に文句はなく、購入を検討している部屋が今の部屋とほぼ同等の広さ(狭さ)であることが分かったので、購入に向けて気持ちが一歩前進しました。//おわり

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